天使と天女の心のささやき

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"子は親の鏡"ドロシー・ロー・ノルト&レイチャル・ハリス著 石井 千春訳『子どもが育つ魔法の言葉』より

5月5日は子供の日、親であれば、だれしも子供の健やかな成長を望むものです。

 

今日は『子どもが育つ魔法の言葉』という本の中の冒頭にあります「子は親の鏡」という詩を紹介させていただきます。

 


☆彡子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

 

以上は ドロシー・ロー・ノルト&レイチャル・ハリス著 石井 千春訳
『子どもが育つ魔法の言葉』より一部抜粋 


ドロシー博士は、この詩についてこう語っています。
「50年代のアメリカでは、子供を厳しく叱ることが親の役目だと思われていました。
子育てで大切なのは「子供を導くこと」なのだと考える人はあまりいなかったのです。

親は、子供にとって人生で最初に出会う最も影響のある手本なのです。

 子どもは親を手本にして育ちます。毎日の生活での親の姿こそが、子どもに最も影響力を持つのです。
そのことを、詩『子は親の鏡』で表現したかったのです。どんな親になったらいいのか、その答えをこの詩に託しました。」


良いことも悪いことも、子どもは一番の見本である『親』を見て学習します。
親は自らの行動が子どもの『鏡・教科書』となっていることを自覚し、子供を育てていきたいものです。

子育てとは「子供を導くこと」也

 

★『子どもが育つ魔法の言葉』Children Learn What They Live.

 

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

 

 『子どもが育つ魔法の言葉』は世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブルです。
子育てでもっとも大切なことは何か、どんな親になればいいのかというヒントが、この本にあります。

1954年にChildren Learn What They Liveが南カリフォルニアの新聞(ノルト博士の週間コラムFamily Living)にて紹介され反響をよんだ。
 また、著書『子どもが育つ魔法の言葉』(1998年刊・アメリカ)は、世界中で多くの共感を呼び、とくに日本では130万部を超す大ベストセラーとして以前から知られていたが、皇太子殿下のご発言を受けて再び脚光が集まっている。
冒頭に掲載されている『子は親の鏡』を始め、親子の問題をあたたかく見つめるまなざしや長年の経験に裏打ちされた子育てに対するあたたかい言葉は国境を越え、世界中で愛されている。

『子どもが育つ魔法の言葉』Children Learn What They Live.は各国で、

「本に囲まれて育てば、子供は知恵を学ぶ」とされたことも、詩のタイトルも「子供の信条」「親の信条」「子供が学ぶこと」、日本では「アメリカインディアンの教え」と訳されたこともあったようです。

 

私・管理人がChildren Learn What They Live.を邦訳すならば

「子どもは親の背中を見て育ち、親は子に学ぶ」ですね。


★ドロシー・ロー・ノルト(Dorothy Law Nolte)
1924年1月12日生まれ。南カリフォルニア在住。2005年11月南カリフォルニアにて死去。
ロサンゼルス出身。ミネソタ州立大学卒。
40代の終わりに英国国立聖職大学で博士号取得。

40年以上にわたって家族関係についての授業や講演を行い、
家庭教育の子育てコンサルタントの第一人者。
3人の子どもの母親であり、2人の孫、ひ孫も5人いる。

アメリカ・ロサンゼルス出身のドロシー・ロー・ノルト博士は2005年に亡くなるまで、彼女は40年以上にわたって『家族について』の講習や親子関係の研究を続けていました。

 


★レイチャル・ハリス 
精神科医、臨床ソーシャルワーカー。大学院で家族療法と子育て教育を学ぶ。

レイチャル・ハリスは友人として、教師として、30年近い付き合いがありました。

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